2019年11月19日(火)〜2020年01月19日(日)
2019年11月19日(火)〜2020年01月19日(日)
当館では、2014年(平成26)1月に、開館20周年記念特別展「大浮世絵展」を開催し、浮世絵の通史における優品を紹介しました。その第二弾となる本展では、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という五人の人気浮世絵師に注目します。国内のほか、欧米の美術館、博物館、個人コレクションなどから、彼らの錦絵の代表作を集め展示いたします。
本展では、歌麿の美人画、写楽の役者絵、北斎・広重の風景画、国芳の勇壮な武者絵と機知に富んだ戯画、と5人の絵師の得意ジャンルに絞り、「誰もが知っており、そして誰もが見たい」浮世絵展となっています。5人の絵師を紹介する各章が単独の展覧会としても十分見応えがあり、まさに各絵師の展覧会5つが一堂に会したような、豪華な内容となっています。
5人の人気浮世絵師のエッセンスを凝集した優品の数々が国内外から一堂に会する本展に、ぜひご来場ください。
会期 |
2019年11月19日(火)~2020年1月19日(日) |
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会場 | 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室 (東京都墨田区横網1-4-1) 電話番号:03-3626-9974(代表)
・JR 総武線「両国」駅西口、徒歩3分 |
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開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで) ※入館は閉館の30分前まで |
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休館日 |
月曜日(ただし2020年1月13日は開館)、2019年12月28日(土)~2020年1月1日(水・祝) |
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主催 |
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、国際浮世絵学会、読売新聞社 |
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協賛 |
光村印刷 |
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観覧料 |
※( )内は20名以上の団体料金。
※前売券は、2019年9月13日(金)~11月18日(月)まで販売。
※会期中は当日料金で販売。
※次の場合は特別展観覧料が無料です。未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
※小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展示室観覧料が無料のため、共通券がありません。
※中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証、運転免許証など)のご提示をお願いいたします。
※シルバーデー(2019年11月20日・12月18日、2020年1月15日)は、65歳以上の方は特別展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをご提示ください。当日は混雑が予想されます。 |
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チケット販売 |
江戸東京博物館、主要プレイガイド、コンビニ店頭など(特別展・常設展共通券の販売は江戸東京博物館のみ) |
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その他 |
「大浮世絵展」公式サイト |
春風亭一之輔さんが音声ガイドナビゲーターに決定! |
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最もチケットが取れない落語家の一人として 人気・実力ともに、若手真打No. 1の春風亭一之輔さんが、特別展の音声ガイドに初登場。 歌麿、写楽、北斎、広重、国芳ら5人のスター絵師それぞれの魅力を、噺家ならではの味わいある語りでご紹介します。
【利用料金】 600円(税込み) |
【先着300名様に干支石鹸をプレゼント!】 |
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年内最終開館日の12月27日(金)「大浮世絵展 ―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」にご来場の方、先着300名様に「開運干支せっけん」をプレゼントいたします。
十二支の最初に位置する「子」。ねずみは古来より子孫繁栄・五穀豊穣の象徴とされ、大黒様の使いであることから金運を招くともいわれています。年末の忙しい最中ですが、皆様のご来場お待ちしております。 |
■ 展示資料目録
展示リストはこちらからダウンロードできます。
喜多川歌麿(1753頃~1806)は、1793年(寛政5)頃に大首絵を打ち出したことにより、美人画絵師としての地位を確立しました。今回、最も華やかな活躍を遂げた寛政期の作品を数多くご覧いただけます。
「婦女人相十品 ポペンを吹く娘」
江戸時代/寛政4-5年(1792-3)頃、大判錦絵 メトロポリタン美術館蔵 展示期間:2019年12月3日~12月22日 Image Copyright © The Metropolitan Museum of Art / Image source: Art Resource, NY
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「当時三美人」
江戸時代/寛政5年(1793)頃、大判錦絵 ギメ東洋美術館蔵 展示期間:2019年12月17日~2020年1月19日 Photo © RMN-Grand Palais (MNAAG, Paris) / Harry Bréjat / distributed by AMF |
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「難波屋おきた」
江戸時代/寛政5年(1793)頃、大判錦絵 ミネアポリス美術館蔵 展示期間:2019年11月19日~12月15日 Photo: Minneapolis Institute of Art |
東洲斎写楽(生没年不詳)の役者絵を展示します。写楽は、1794年(寛政6)5月に役者の大首絵で鮮烈なデビューを果たし、その特徴をデフォルメして描いたことや、写楽自身の謎の人物像に注目が集まります。本展は、写楽の大首絵が一堂に揃う見逃せないラインナップとなっています。
「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」 江戸時代/寛政6年(1794)、大判錦絵 ベルギー王立美術歴史博物館蔵 展示期間:2019年11月19日~12月8日 Royal Museums of Art and History, Brussels
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「市村鰕蔵の竹村定之進」 江戸時代/寛政6年(1794)、大判錦絵 ボストン美術館蔵 展示期間:2019年12月17日~2020年1月19日 Photograph © 2019 Museum of Fine Arts, Boston
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「四代目岩井半四郎の重の井」 江戸時代/寛政6年(1794)、大判錦絵 メトロポリタン美術館蔵 展示期間:2019年12月10日~2020年1月5日 Image Copyright © The Metropolitan Museum of Art / Image source: Art Resource, NY |
世界でも著名な葛飾北斎(1760~1849)が描く風景画と花鳥画を紹介します。北斎は、古稀を過ぎてから錦絵の揃物を多く手掛け、特に「冨嶽三十六景」シリーズで新たな風景画の世界を切り開きました。本展では、「冨嶽」をはじめとする錦絵の揃物を紹介します。
「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 江戸時代/天保2-4年(1831-33)頃、横大判錦絵 ミネアポリス美術館蔵 展示期間:2019年11月19日~12月15日 Photo: Minneapolis Institute of Art
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「冨嶽三十六景 凱風快晴」 江戸時代/天保2-4年(1831-33)頃、横大判錦絵 東京都江戸東京博物館蔵 展示期間:2019年12月17日~2020年1月19日
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「諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝」 江戸時代/天保4年(1833)頃、大判錦絵 展示期間:2019年11月19日~12月15日 |
「芥子」 江戸時代/天保(1830-44)前期、横大判錦絵 ミネアポリス美術館蔵 展示期間:2019年12月17日~2020年1月19日 Photo: Minneapolis Institute of Art |
「名所江戸百景」等のシリーズで人気の歌川広重(1797~1858)の風景画と花鳥画を紹介します。広重は、「東海道五拾三次」の大ヒットにより、風景画の名手として名を馳せました。本展では、風景画シリーズと、四季折々の情緒あふれる花鳥画を展示します。
「東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪」 江戸時代/天保5-7年(1834-36)、横大判錦絵 ミネアポリス美術館蔵 展示期間:2019年11月19日~12月15日
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「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」 江戸時代/天保5-7年(1834-36)頃、横大判錦絵 東京都江戸東京博物館蔵 展示期間:2019年12月17日~2020年1月19日
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「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」 江戸時代/安政4年(1857)、大判錦絵 東京都江戸東京博物館蔵 展示期間:2019年12月17日~2020年1月19日 |
「月に雁」 江戸時代/天保(1830-44)中期、中短冊判錦絵 ミネアポリス美術館蔵 展示期間:2019年11月19日~12月15日 Photo: Minneapolis Institute of Art |
歌川国芳(1797~1861)の武者絵と戯画を紹介します。3枚続きの大画面を活かしたダイナミックな構図や独特な色使いは、それまでの浮世絵師になかったものです。庶民に大人気となった娯楽性を追及した作品群をお楽しみ下さい。
「相馬の古内裏」 江戸時代/弘化2-3年(1845-46)、大判錦絵3枚続 展示期間:2019年12月17日~2020年1月19日
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「宮本武蔵の鯨退治」 江戸時代/弘化4年(1847)、大判錦絵3枚続 展示期間:2019年11月19日~12月15日
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「其まヽ地口猫飼好五十三疋」 江戸時代/嘉永元年(1848)頃、大判錦絵3枚続 展示期間:2019年11月19日~12月15日 |
プレスリリース、写真のご用命および取材をご希望の方は、広報事務局までお願いいたします。
「大浮世絵展-歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」 広報事務局(株式会社OHANA内)
TEL: 03-6869-7881 FAX: 03-6869-7801
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