2017.04.29(Sat)〜2017.06.18(Sun)
2017.04.29(Sat)〜2017.06.18(Sun)
坂本龍馬は天保6年(1835)に土佐で生まれ、慶応3年(1867)に京都で亡くなりました。その間、浪士の立場ながら薩長同盟を仲介し、大政奉還を推進するなど、近代日本の創設に尽力しました。龍馬が亡くなってからおよそ150年。これを機会に改めて龍馬の人間的な魅力を伝える展覧会を開催します。
本展では、龍馬の自由奔放な生き様や家族への愛情をあらわした直筆の手紙を中心に、その魅力をわかりやすく紹介します。また、龍馬が暗殺された際に携えていた愛刀「吉行」などの遺品や関連資料を合わせて展示し、龍馬が活躍した幕末という時代に迫ります。
会期 |
2017年4月29日(土・祝)~6月18日(日) |
||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
会場 | 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室 (東京都墨田区横網1-4-1) 電話番号:03-3626-9974(代表)
・JR 総武線「両国」駅西口、徒歩3分 |
||||||||||||||||||||
開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分 |
||||||||||||||||||||
休館日 | 月曜日(ただし5月1日・5月15日は開館) | ||||||||||||||||||||
主催 |
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、読売新聞社 |
||||||||||||||||||||
特別協力 |
京都国立博物館 |
||||||||||||||||||||
協賛 |
野崎印刷紙業 |
||||||||||||||||||||
観覧料 |
※( )内は20名以上の団体料金。
※前売券は3月1日(水)~4月28日(金)まで販売予定。
※特別展・常設展共通券の前売はありません。
※会期中は当日料金で販売。
※次の場合は観覧料が無料です。未就学児童。および身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
※高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証、運転免許証など)のご提示をお願いいたします。
※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください |
||||||||||||||||||||
チケット販売 |
江戸東京博物館、チケットぴあ、ローソンチケットなど主要プレイガイド ※手数料がかかる場合がございます。 ※特別展・常設展共通券の販売は、江戸東京博物館のみです。 |
■展示資料目録
展示リストは、こちらからダウンロードできます
■展覧会特設サイト
一章 龍馬の生まれ育った時代
二章 土佐脱藩と海軍修行
三章 龍馬の手紙を読む
四章 龍馬の遺品
五章 薩長同盟から大政奉還―そして龍馬の死後―
六章 瓦版・錦絵からみた幕末維新
七章 美術工芸からみた幕末維新─近世絵画・刀・甲冑─
坂本龍馬のいちばん有名な立ち姿のガラス湿板写真。
開幕から3日間だけ、限定公開!
《坂本龍馬湿板写真》 慶応2年または3年頃
高知県立歴史民俗資料館蔵
〔展示期間〕4/29~5/1
※3日間の限定公開です。左記期間以外は複製を展示します。
【見どころ①】
龍馬の手紙に焦点をあてて、その面白さをわかりやすく展示します。
現代においてこれほどまでに坂本龍馬の人気がある最大の理由は、彼が書き残した手紙の内容がとても面白いからに他なりません。今回の展覧会ではできるだけ多くの直筆の手紙を展示し、その内容をわかりやすく展示します。ユーモアあふれる手紙を読めば、龍馬の思考の柔軟さや家族への愛情などを直接感じることができるでしょう。
妻おりょうとの新婚旅行を文字と絵で描写
重要文化財 《龍馬書簡 慶応二年十二月四日 坂本乙女宛》(部分)
慶応2年(1866) 京都国立博物館蔵
〔展示期間〕5/23~6/4
【見どころ②】
ここ10年間に新たにわかってきた関係資料を展示します。
この21世紀の現代においても龍馬に関する新資料が少しずつ見つかっています。これは坂本龍馬が歴史上で人気があるために資料の掘り出しも盛んであるためです。例えば近年新たに、札幌の坂本家資料から坂本家のご子孫が記録した文書が見つかり、刀を含む様々な龍馬遺品の伝世経緯がわかってきました。このような最新の研究成果もご覧いただきます。
これが龍馬の愛用した刀
《刀 銘吉行 坂本龍馬佩用》 江戸時代(17~18世紀)
京都国立博物館蔵
龍馬の剣術の腕前を想像させる重要な遺品。高知県外では初めての公開
《北辰一刀流長刀兵法目録 龍馬宛 千葉定吉筆》(部分)
安政5年(1858)
高知・創造広場「アクトランド」龍馬歴史館蔵
【見どころ③】
幕末史をビジュアル面からもわかりやすく展示します。
坂本龍馬が生まれ活躍した時代。日本は世界に開かれつつありました。今回の展覧会では、当時の瓦版や、明治初期の錦絵、幕末の騒乱を描いた絵巻物など、龍馬が活動した幕末をビジュアル面からご紹介します。また、同時代の美術工芸品も展示いたします。さらに東京会場では、江戸東京博物館が所蔵する「幕府軍艦第二長崎丸関係資料」を一堂に会して展示し、龍馬を語る際に外せない、当時の海軍の様子を感じ取っていただきます。
龍馬も乗った幕府軍艦「順動丸」
《海上安全万代寿》 河鍋暁斎画 文久3年(1863)
香川・琴平海洋博物館蔵
幕府洋式船の実態を今に伝える貴重な資料
《幕府軍艦 第二長崎丸関係資料より
砂時計 法螺貝 遠眼鏡 双眼鏡 バロメーター》
江戸時代末期(19世紀) 東京都江戸東京博物館蔵
○等身大パネルと特別描き下ろしイラストの展示
本展では、「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボレーションとして、5月25日(木)~28日(日)の4日間、「刀剣乱舞DAY」を実施します。「刀剣乱舞DAY」では、刀剣男士「陸奥守吉行」の等身大パネルと描き下ろしイラストを展示し、「刀剣乱舞DAY」期間限定のチケットには特製クリアファイルが付きます。
○「刀剣乱舞DAY」期間限定の特製クリアファイル付チケットを販売
特製クリアファイル付きチケットは、各日1,000枚、計4,000枚をイープラス(http://eplus.jp/)にて販売中です。「刀剣乱舞DAY」4日間のうち指定日のみ、本展覧会特設ショップにて特製クリアファイルとの引き換えとなります。
展覧会に関連した講座を開催いたします。
展覧会の理解をより深めてくれる内容となっています。
ぜひご参加ください。
○特別展「没後150年 坂本龍馬」関連講座(全3回)
①5月19日(金)京都国立博物館 学芸部 上席研究員 宮川禎一
…坂本龍馬の手紙を読み解くー女性への手紙ー
②6月 2日(金)長崎歴史文化博物館 主任研究員 岡本健一郎
…坂本龍馬と長崎
③6月16日(金) 江戸東京博物館 学芸員 田原 昇
…坂本龍馬と江戸
※往復はがきによる事前申込制となります。
応募方法や受講料など詳細は、東京都江戸東京博物館ホームページおよび館内配布のチラシ等でご確認ください。
本展開催を記念し、幕末の刀剣事情や龍馬の魅力を解説する講演会を開催します。
【日時】
①5月5日(金・祝)
13:30 受付開始 / 14:00 講演開始 / 15:30 終了予定
【講師】末兼俊彦氏(東京国立博物館研究員)
②5月7日(日)
13:30 受付開始 / 14:00 講演開始 / 15:30 終了予定
【講師】山本一力氏(作家)
【場所】江戸東京博物館・1階ホール
【定員】各日400名
※ 聴講無料。ただし、聴講券と本展の観覧券が必要です。
【応募方法】※ 事前のお申込みが必要です。
●ハガキでのご応募
普通ハガキに郵便番号、住所、氏名 (ふりがな)、年齢、電話番号、参加希望人数 (2名まで)、同伴者の氏名、①と②どちらの講演会にご応募されるかを記載し、下記の宛先までお送りください。
〒102-0071東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋郵便局留
特別展「没後150年 坂本龍馬」 記念講演会事務局係
●メールでのご応募
郵便番号、住所、氏名 (ふりがな)、年齢、電話番号、参加希望人数 (2名まで)、同伴者の氏名、①と②どちらの講演会にご応募されるかを記載し、下記のメールアドレスまでお送りください。
E-mail :[email protected]
【応募締切】5月1日(月)23:59必着
※応募多数の場合は抽選となり、当落の結果は聴講券の発送を以って代えさせていただきます。
※聴講券の発送は5月2日 (火) 頃を予定しています。
※お一人様につき1回限りご応募が可能です。重複してのご応募の場合、また、締切を過ぎてのご応募の場合は落選となりますのでご注意ください。
※応募多数の場合も、当日のキャンセル待ちの受付はございませんので、ご了承ください。
【問合せ先】
特別展「没後150年 坂本龍馬」記念講演会事務局
03-5226-9927(受付時間:平日10:00~17:30)
※上記電話番号は講演会に関する問合せのみの受付となります。
展覧会内容に関する問合せは「江戸東京博物館 03-3626-9974(代表)」までご連絡ください。(休館日を除く9:00~17:50)
■プレスリリース、写真のご用命は、広報事務局までお願いいたします。
「没後150年 坂本龍馬」展(東京会場) 広報事務局
(株)ウインダム内 担当:田中・沼澤
TEL:03-6661-9446 FAX:03-3664-3833
E-mail:[email protected]